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＜三菱ＵＦＪ＞最終赤字４２０億円 ０８年４〜１２月期
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ（ＦＧ）は６日、０８年４〜１２月期連結決算を発表した。保有株の損失と不良債権の処理費用の急増が響き、最終（当期）損益は４２０億円の赤字（前年同期は３１４６億円の黒字）となった。最終赤字は０５年１０月のグループ発足以来初めて。
三菱ＵＦＪの発表により、大手銀行６グループの０８年４〜１２月期決算が出そろったが、三菱ＵＦＪとみずほＦＧが最終赤字、三井住友ＦＧなど４グループも大幅減益と金融危機による業績悪化が鮮明となった。保有株の損失が少なかったりそなホールディングスが、最終損益では初の首位となった。りそなは０３年の実質国有化以来、価格変動リスクの大きい株式の保有額を圧縮している。
三菱ＵＦＪは、株価急落により保有株の損失が４７０７億円と９月中間決算（１４０３億円）から大きく膨らんだ。景気悪化に伴う融資先の倒産増で不良債権の処理費用も２９１６億円と前年同期の１．５倍に上った。
０９年３月期の業績予想も最終利益が前年同期比９２．１％減の５００億円と大幅に下方修正した。今後の株安による追加損失に備えるため、年度内の資本増強も発表した。昨年末の７８００億円増資に続くもので、規模は２０００億円程度とみられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090206-00000118-mai-bus_all
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