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経常黒字、縮小幅最大＝34％減、貿易収支悪化響く−08年
財務省が9日発表した2008年の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引状況を示す経常収支の黒字は、前年比34．3％減の16兆2803億円となり、黒字幅が3年ぶりに縮小した。減少率は比較可能な1986年以降最大で、黒字額は5年ぶりの低水準。世界景気の悪化を背景とする輸出急減や資源価格高騰に伴う輸入の増加で貿易収支が悪化。海外子会社の業績悪化による配当金の減少などで所得収支の黒字が6年ぶりに縮小したことも響いた。
貿易収支の黒字は67．3％減の4兆0338億円にとどまった。輸出が3．0％減の77兆3522億円と7年ぶりにマイナスとなった一方、輸入は8．8％増加し73兆3184億円と過去最大に膨らんだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090209-00000040-jij-bus_all
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