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NY株、12年ぶり安値=景気懸念くすぶる
週明け9日のニューヨーク株式相場は、景気悪化懸念がくすぶる中、アジアや欧州市場から続く株安の流れに歯止めが掛からず、ダウ工業株30種平均は前週末終値比79.89ドル安の6547.05ドルと、1997年4月以来、ほぼ12年ぶりの安値で引けた。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は25.21ポイント安の1268.64と、2002年10月以来、約6年5カ月ぶりの低水準となった。
取引中盤まではもみ合い。米製薬大手メルクが同業シェリング・プラウを総額411億ドル(約4兆円)で買収すると発表したことを好感した買いと、景気懸念を背景にした売りが拮抗(きっこう)した。
しかし、引けに掛けては売り優勢となった。根強い金融不安に加え、前週末に発表された失業率が約25年ぶりの高水準となったことを受けて、米景気後退の長期化に対する警戒感が強まっており、相場はマイナス圏に沈んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090310-00000024-jij-int
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