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米景気、2010年から回復し始める見通し─FRB議長


 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は、米国の景気後退(リセッション)について年末まで続く可能性があり、2010年から景気回復が始まるとの見方を示した。

 CBSが15日、議長との録画インタビューを放映した。

 議長はまた、最大のリスクは金融システムの問題解決に向けた政治的意思の欠如だと指摘した。

 景気後退が年内に終わるとみているかどうか質問され、議長は「今回の(経済の)落ち込みは緩やかになり始め、踊り場に差し掛かり始めるだろう」と答えた上で、「完全雇用には戻らない。しかしわれわれは、過去2四半期に顕著だったこの落ち込みが終結すると期待している」と語った。

 1月の議会証言で議長は、FRBが現在のリセッションは09年に終わり、10年が回復の年になると見込む妥当な理由があると確信していると述べていた。

 議長はCBSとのインタビューで、この見解をおおむね維持しつつも、最近の動向によって見通しが若干弱まったことを示唆した。

 議長は「リセッションは恐らく今年終わるだろう。回復は来年始まるとみている」と述べた。

 また、政治指導者や国民が銀行システム安定を目指した取り組みに対する支持を投げ出してしまうことが最大の懸念とし、「最大のリスクは政治的意思の欠如、問題解決に向けたコミットメントの欠如によって問題を放置することだ。その場合は回復を当てにできない」と指摘した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090316-00000921-reu-bus_all

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