世界の大学ランキング、首位はハーバード 大阪大学は44位 (2009/10/14)
英タイムズ高等教育版(THES)がまとめた今年の世界の大学ランキングで、米国のハーバード大学が6年連続で首位を維持した。2位には英国のケンブリッジ大学が入り、昨年の3位から順位を上げた。昨年2位の米エール大学は3位に後退した。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)は7位から4位に浮上。5位はインペリアル・カレッジ・ロンドン(昨年6位)と、オックスフォード大学(同4位)が並んだ。
上位100校のうち米国の大学は32校と、昨年の37校から減少。英国は18校(同17校)。今年上位200校ではアジアの大学の増加が目立った。英米以外の大学ではオーストラリア国立大学が最も高い17位(同16位)。オーストラリアの大学で上位100位内に入ったのは8校(同7校)。日本は上位200位内に11校と、前年比で1校増加。香港は5校(同4校)だった。
日本勢で上位100位に入ったのは6校(前年は4校)で、東京大学が22位(同19位)、京都大学が25位(同25位)、大阪大学が43位(同44位)、東京工業大学が55位(同61位)、名古屋大学が92位(同120位)東北大学が97位(同112位)だった。また、慶応大学(142位)、筑波大学(174位)が新たに上位200位ランク入りした。
THESのランキングは、世界の学識者3703人に各自の研究分野における最高の大学を最大30校指名するよう求めた調査の結果や、卒業生の就職先からのデータ、職員と学生の比率、海外留学生や国際的評価の高い学識者の誘致などの項目を基にまとめた。
(産経新聞)